事実上の一回戦

速筆を旨とするブログ

文章の上達は速筆にあり?

大きさの違う4つのタンブラーのただでさえ頑丈なステンレスボディ。キッチンと机上の往復だけでは、その数は減りようがない。

意識をパソコン画面に向けながら、タンブラーを口に運ぶと、持ち手と飲み口の距離を誤る。胸から股間にかけて中身をこぼしてしまう。これがたまにとは言えない頻度なので、・・・気を付けます。もし定点カメラで撮っていたら何かを飲みたい人というより胸から股間にかけて液体をかけたい人に映るレベル。

文章はとにかく速く、無心で書きまくれ…?

KindleUnlimitedのサービスが開始されてから、とても刺激を受けています。その中である本に書いてあった「文章は速筆でうまくなる」というススメを真に受け、ブログをはじめてみることにしました。

その本を要約すると、
・速筆に向き不向きなし、誰でも可能
・速さは結果的に質を向上させる
・勢いを保つ、テキトーに楽しむ、読み返さない、推敲しない、つまんなくてもOK
・とにかくなんでもいいからバーッと書く

紙のページ数:40

とあり、商品コメント欄には原稿用紙70枚分とあった。なるほど。
文中で著者の「執筆ペースは今や一日50~100ページ」とあるから、一日足らずで書き上げた計算になる。
速筆で書かれた(とは宣言されていないけど)文章の性質みたいなものが腑に落ちる。決まった流れに沿って言い換えや繰り返しを多用しながら、何かの講演か演説か、とにかく話し言葉のように内容が推移する。
慎重に推敲された気配もなく、一瞬でザッ!と落とし込まれる感じで読みやすい。

他に気に入った文言として(メモしてないので内容)、
・文章を書くのはマラソンに似ていて、書き続けるうちにハイになって無敵状態になることがある
・楽しむほど速くなる
・「体験」はそれほど重要ではない。体験は有限、想像力は無限、アイデアも無限
・速筆はたのしいもの、努力は不要
・ゆっくり書いた方がうまく書けるということはない(言い切り)

とにかく書きまくればいいことがある、ということに全体の50パーセントを使っている中、上記のようなシンプルにして本質的なことを教えられた。

とにかく楽しんで、あまりいじくりまわさず、行き当たりばったりでもなんでもたくさん書いてみよう。

誰でもできる速筆術 今より執筆速度が一〇倍速くなる方法(ブログ 小説の書き方)